HSBC香港からのマイナンバー提出依頼レターについて

HSBC香港から口座保有者に向けて、マイナンバー提出依頼のレターが順次発送されています。受け取った方から対応について多くのご質問が寄せられています。自分の資産が国に管理されているようであまり良い気分ではありませんね。

マイナンバーを提出することで何か問題は起こるのでしょうか?

仮に、海外に5000万円以上の資産を持っている方は対象となる可能性はあります。しかし、多額の脱税疑惑がある場合などを除き、正しく手続きを行なっている方にとっては何の問題もありません。

マイナンバーは、日本人の国際間脱税を取り締まるための制度ともいわれています。この、国際間脱税を取り締まる流れというのは、特に日本に限ったことではなく世界的な流れです。今後も厳しくなると言われており、HSBC香港でも全ての利用者に対し納税地・納税番号の提出を要求するようになりました。

日本のマイナス金利、国債大量発行、年金問題などから、国内に資産を置いておくことにリスクを感じ、HSBCなどをはじめとした海外の銀行に口座開設し資産を移動される方が年々増えています。

ただ、資産を運用しないまま銀行に預けておくだけのケースではトラブルが多いのが実情です。あくまでも、資産運用と銀行口座はワンセットとお考えください。

効率よく資産を運用するには海外の金融機関と上手に付き合えるかどうかがポイントです。弊社サポートデスクを上手に活用いただくことで、トラブルを事前に回避して堅実な資産運用を心がけていただければと思います。

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