資産運用のことを調べていると必ず
でてくるのがオフショア。
なんとなくはわかるけど具体的には知らない
という人も多いのではないでしょうか?
今回はオフショアについて
簡単に解説させていただきます。
■ オフショアとは?
原義では、
「Off(離れた)」「Shore(沖)」
沖合を意味することから
国から遠く離れた地域(海外)を指しますが
金融の世界では、
非居住者(外国人)に対して租税環境を優遇している
国・地域を指す意味としてオフショアは使われています。
歴史的背景から、
オフショアは外国の投資家や企業の資産管理を
積極的に受け入れてきました。
そのため、
金融面・税制面に対する合法的優遇措置をもつ
特別金融特区が発展しています。
特別金融特区では、
投資や事業の利益への税金がかからない(少ししかかからない)
などのメリットが多くあることから通称タックスヘイブン(
とも呼ばれています。
■ オフショアはどこにあるの?
香港
シンガポール
マレーシア領ラブアン島
イギリスのマン島
カリブ海のケイマン諸島
スイス
など、
世界中に40カ所以上ありその多くは元イギリス領です。
独自の金融センターと先進国並みの法制度を備え
政治・経済共に安定している地域が一般的です。
■ オフショアの活用
オフショアは金融が発展していることから
世界中の企業や資産家が活用しています。
・プライバシー保護
・財産保全
・節税
・安全性と安定性
・優秀な運用アドバイザーが集まる
・競争力のある金融商品が充実
などの理由から
オフショアは資産運用の活用に最適だといえます。
■ まとめ
世界中にはたくさんの金融商品が存在しています。
しかし日本で販売されているのは日本の金融庁から許可を受けた
一部の商品だけです。
オフショアを活用することで、
世界中の金融商品にアクセスし幅広い国際分散投資が
可能になることは大きなメリットとなるでしょう。
一方で、
オフショアに関する正確な情報を入手することは
非常に困難であることからトラブルになるケースが少なくありませ
契約時の居住地によっても情報は大きく異なってくるなど
金融機関によっても様々です。
オフショアを活用した資産運用を検討する際にはご相談ください。